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クリプトガジェッターな底辺社畜
『もうこれで終わってもいい。だからありったけを。』
脱社畜を目指す30代の超絶社会不適合者です。
愛するクリプトとガジェットについて書いていきます。

【2020年保存版】製薬企業ランキング

僕は外資系の製薬メーカーでMR(医薬情報担当者)として勤務している。

毎年製薬企業のランキングなるものが公表されるのだが、今回は2018年版の企業ランキングが出てきたので紹介していきたい(データ抽出は2017年度)。

引用は株式会社ミクスより。

これから就職活動する学生や、転職を考えているMRの参考になればと思う。

目次

医療用医薬品売上高(国内)

上位10社中減収は4社 第一三共が2年連続国内トップに君臨

経口抗凝固剤「リクシアナ」などが好調だった第一三共が昨年に引き続き国内トップの称号を勝ち取っている。

2017年は薬価改定がない年なので比較的安定的な業績を示す傾向がある中アステラス製薬は12.4%減と大幅マイナスを記録。

主力である「ミカルディス」に後発品が参入した影響が大きいと考えられる。

【2018年保存版】製薬企業ランキング

医療用医薬品18年度売上高予想(国内)

2桁減が予想されているのがキョーリン、大正製薬、ヤクルトの3社。

ヤクルトに関しては-22.1%と大幅な減収が予想されている。

【2018年保存版】製薬企業ランキング

MR1人当たりの生産性

トップは参天製薬

参天製薬が3億3110万円となっており、トップに降臨。

トップ5のうち、参天製薬、エーザイ、中外製薬はこの1年間でMR数を削減している。

ギリアドは今回参考値となっているが一人当たり6億6560万円と参天製薬と比べても倍となっている。

【2018年保存版】製薬企業ランキング

連結研究開発費

トップは武田薬品工業

やはり国内トップメーカーは開発への投資も大きい。

2位以降に、第一三共、アステラス、大塚、エーザイと続く。

【2018年保存版】製薬企業ランキング

2018年医療用医薬品のMR数

MR数1200超減少 適正規模の縮小が本格化

昨年に比べて1200人も減っている。

ファイザー、MSD、日本イーライリリー、日本ベーリンガーインゲルハイム、田辺三菱製薬は3桁減となり、特に外資系でMR数削減が顕著だった。

大型製品の減少、製品のスペシャリティ化、国内市場の縮小等がMR数減少の動きに拍車をかけているのだろうか。

【2018年保存版】製薬企業ランキング

2018年4月入社の新卒MR数

新卒採用の抑制傾向止まらず 64社で1209人

新卒MRは4年連続で減少となっている。

前年より20人以上新卒を減らした企業としては、武田、Meiji Seikaファルマ、小野薬品、鳥居薬品の4社。

【2018年保存版】製薬企業ランキング

優れているMRと質の高い情報が提供されている製品

全体編(GP+HP)

首位は第一三共。

3年連続のトップとなった。

一般内科での抗凝固剤「リクシアナ」、整形外科では骨粗鬆症「プラリア」の情報提供活動に対する評価が目立つ。

2位の武田とは30票の差があった。

【2018年保存版】製薬企業ランキング

GP編(開業医)

2010年から始まったこのランキングだが、初の首位となったのが第一三共だ。

前年まで8年連続首位だった武田が11票の差をつけられ、2位に後退。

【2018年保存版】製薬企業ランキング

HP編(病院)

こちらでも首位を取ったのが第一三共。

診療科別に見ても一般内科、循環器科、整形外科でトップとなっている。

精神科では大塚製薬、呼吸器科ではアストラゼネカがトップ。

【2018年保存版】製薬企業ランキング

質の高い情報が提供されている製品

第一三共の抗凝固剤「リクシアナ」がトップ。

MR評価との2冠を達成している。

他にも、骨粗鬆症治療薬「プラリア」(7位)、認知症治療薬「メマリー」(9位)、消化性潰瘍治療薬「ネキシウム」(9位)の計4剤がトップ10入りしている。

【2018年保存版】製薬企業ランキング

2017年製薬企業年間平均給与ランキング

第一三共が平均給与額2年連続トップ

唯一1100万円台に乗せた第一三共が2年連続トップに君臨。

年収1000万円台に乗せたのは、第一三共、アステラス製薬、大塚、エーザイ、武田の5社だった。

2016年の民間平均年収421万円と比較すると製薬業界の給与水準は高い。

【2018年保存版】製薬企業ランキング

2017年世界の医薬品市場

医療用医薬品売上 武田、シャイアー買収実現で世界7位に

2018年5月8日、武田はアイルランドのシャイアー社を約6兆8000億円で買収することで合意したと発表している。現在手続き途中ではあるが、正式に決定した暁には世界トップ10入りする日本企業が誕生することになる。

2017年の18位武田、19位シャイアーの合併が実現すると単純に計算すると売上高で世界第7位、研究開発費は13位となる。

【2018年保存版】製薬企業ランキング

研究開発費

トップはロシュ、5年連続100億ドル超投資は2社

トップのロシュ、2位のジョンソン・エンド・ジョンソンの2社は100億ドル超の投資を行っている。

内資系企業では武田が最高位で18位に位置している。

【2018年保存版】製薬企業ランキング

まとめ

第一三共が大きな前進

ドクターによるMRの評価、製剤情報提供の質でトップに輝いたのが第一三共。

武田を引きずり落とした強さは本物だろう。

今後はMRの真価が問われる

MRは年々減少傾向にある。そんな中でも生き残れるのはデキるMRになってくるだろう。

ドクターが求めるものは千差万別。

それにいかにスピードをもって対応できるかが今後の生き残るポイントになってくるだろう。

もちろん会社が与える販売目標達成は前提条件。

ロロノア的感想

ぼくもMRで8年近くやってるけど年収1000万平均で超えている第一三共、アステラス、大塚、エーザイ、武田羨ましすぎて吐いた。

平均ですからね1000万円が。

ということは普通に2000万くらいもろてるMRもおるということ。

[say]転職しよかなほんまに。[/say]

Peace(・∀+)

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